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ブライダル業界の現在
ブライダル業界が現在一番危惧していることは婚礼人口の減少だといわれます。
ブライダル商品が比較的安定して利益をもたらすといっても結婚する人がいなくて
は利益をあげることができなくなります。
ブライダル業界というのは日本の高度経済成長期と共に発展してきた業界であり、
その発展を支えたのは団塊の世代といわれる昭和25〜30年に生まれた人たち
でした。
なぜ団塊の世代の人たちがブライダル業界を育てたかというと、団塊の世代に
とって「結婚はして当たり前のもの」「所帯をもってこそ一人前」という社会通念が
あったからです。
そのため男女ともに結婚適齢期になれば、我先にと結婚してきたという歴史があり、
1970年には婚姻数が100万組を突破したほどでした。
現在、ブライダル業界が顧客として狙いをつけているのが丁度この団塊の世代の
子供の世代(昭和48年〜55年生まれ)ですが、この世代は必ずしも結婚=幸せ
という価値観はなく、結婚しようと思う人自体減ってきているのが現状です。
日本人の結婚を表すデータによると、今や日本人女性の平均初婚年齢は27・6歳
(男性29・4歳)となり、東京都においては女性28・7歳、男性30・7歳という結果
になっています。
晩婚化が進むだけならブライダル業界も結婚適齢期がズレただけと判断しますが
懸念すべきは結婚世代の中心である20〜30代の非婚率が上昇しているという
ことです。
また、結婚をしても披露宴をしないカップルの割合が昔と比べて増えていることも
問題であり、少しずつですが、ブライダルの市場が縮小しはじめていることを頭に
入れておく必要があります。
ブライダル業界で今求められていることは、昔と比べ晩婚化が進んだことで、30〜
40代の結婚に絡んだ商品の開発やウエディングプロデュースの必要性と今後
増えるであろう熟年同士の再婚などの新たな市場の開拓といわれています。
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